高齢化社会で介護職のニーズが高まるのは不思議なことではありません。

しかし急速に高齢化が進む今、介護業界の人手不足はかなり深刻なものとなっています。
ただこれは逆に言えば、介護業界では多くの求人があるということでもあります。
つまり介護に関する資格を取得すれば、就職にも有利になるということですね。

そこでぜひおすすめしたいのが、介護福祉士の資格の取得です。

介護福祉士は、現時点では介護関係の資格の中で唯一の国家資格です。
介護に関する民間資格は色々とありますが、国家資格である介護福祉士は介護の専門家として、他の介護者に対してアドバイスや指導を行うことができます。
介護の現場をまとめる指導者のような存在なのです。
現場で実際に介護を行うのはもちろん、介護福祉士の国家資格を活かして管理職となるケースもあります。
介護業界で働くことを考えた際、介護福祉士の国家資格の取得は多くのメリットがあると言えるでしょう。

では介護福祉士の国家資格はどうすれば取得できるのかというと、「専門学校などの養成校を卒業する」「福祉系の高校を卒業して国家試験を受ける」「実務経験を積んで研修を受け、国家試験を受ける」の3つの方法があります。
このうち養成校で学ぶ場合、2021年度の卒業生までは経過措置が設けられており、卒業後5年間は介護福祉士の国家資格を暫定的に持つことができます。
卒業後5年間介護の仕事を続けるか、5年の間に国家試験に合格するかのいずれかで、正式に国家資格を取得できます。
経過措置終了後の2022年度以降の卒業者が国家資格を取得するには、筆記試験の受験が必要です。

働きながら資格取得を目指すのか、学校で介護について専門的に学んで資格取得を目指すのか、自身に合った方法を選ぶと良いですね。

兵庫県尼崎市にある関西保育福祉専門学校では、豊富な現場実習を通して実践力を培うことで、介護や保育のスペシャリストを目指すことができます。
介護福祉科では介護福祉士の資格に加え、同行援護従業者養成研修修了証や全身性障害者移動支援従業者養成研修修了証、医療的ケア基本研修修了証明書、普通救命講習修了証などの資格も取得できます。
卒業後は介護施設や病院などへの就職はもちろん、姉妹校である関西国際大学をはじめとした大学に編入する事も可能です。

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