長い目で見守ろう!赤ちゃんの遊び食べ
2020年3月10日(火)ブログ
赤ちゃんは食事中にごはんを食べずにぐちゃぐちゃと混ぜたり、お皿を机から落としたり、立ち歩いたりすることがあります。
このような「遊び食べ」と言われる行動は、大人にしてみると完全にマナー違反ですよね。
しかし「食べ物で遊ばない」「遊びながら食べない」などの大人にとって当たり前の感覚は、赤ちゃんにとっては当たり前ではありません。
赤ちゃんはなぜ遊び食べをするのか、またどのように対応すれば良いのか、詳しくみてみましょう。
遊び食べは8か月~1歳ごろの赤ちゃんに多いと言われています。
この年頃の赤ちゃんは様々なものに興味津々ですし、手足もそれまでよりよく動かせるようになっています。
またごはんとおもちゃは違うもの、という認識もありませんので、おもちゃと同じような感覚で悪気なくごはんを触ったり混ぜたり、お皿を落としたりして楽しんでいるのです。
お皿を落とすなどした時の周りの大人の反応が面白い、という事もあるでしょうね。
集中できる時間も大人ほど長くはありませんから、食べている間に他のことに興味が向いてしまうのも不思議ではありません。
強く叱ってしつけをすれば遊び食べをしなくなるというものではなく、手先の器用さや集中力が育てば、遊ばず落ち着いて食事ができるようになるでしょう。
赤ちゃんが遊び食べをせずに食事ができるようになるまでには個人差がありますが、2~3歳まではなるべく厳しくしないようにしたいものですね。
ただそうはいっても、保護者の方にとって赤ちゃんの遊び食べはかなりのストレスを感じるものです。
大人が食べさせれば汚さずに済むかもしれませんが、それでは自分で食べられるようになりませんし、工夫をしつつ自分で食べさせるようにしましょう。
ひっくり返しにくいお皿や倒れにくいコップを使ったり、机の上や床にシートを敷いて片付けやすくすると良いですね。
食べこぼしの受け皿がついたエプロンなどもありますし、食後はいっそのこと着替えやお風呂にしてしまえば、多少汚れても大目に見られます。
また食事の途中で立ち歩くような場合には、そこでご飯は終わりということにして片付けてしまいましょう。
親御さんとしてはご飯の時間にきちんと食べさせてしまいたいという気持ちもあると思います。
しかし立ち歩いている赤ちゃんに食べさせるということを続けていると、赤ちゃんは遊びながら食べても良いのだと思ってしまいます。
椅子から離れて遊び始めたらご飯は終わりにし、ご飯を欲しがった時にはきちんと椅子に座らせ改めてお皿を出して食べさせるようにすれば、徐々に「食事は座ってするもの」と理解できるようになるでしょう。
遊び食べをはじめ、育児ではイライラすることも多いでしょうし、思うようにいかないことも少なくないと思います。
そんな時には保育所や幼稚園の先生など、周囲の人を頼ってみてくださいね。
関西保育福祉専門学校の保育科では、卒業時に保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得できます。
この2つの資格の同時取得が可能なのは、兵庫県内の2年制専門学校では本校のみです。
また本校では、校内の授業で学んだ基礎を、姉妹・提携幼稚園などでの現場実習で実践し、その後改善点などを振り返り次の実習に向けて準備する、というサイクルを何度も繰り返し行います。
これによって応用力や実践力といった、現場で確実に生かせるスキルを培うことができるのです。
保育に欠かせないピアノは個人レッスン形式での学習となっており、個人のレベルに合わせて学ぶことができます。
保育のプロを目指すなら、関西保育福祉専門学校をぜひおすすめしたいですね。