認知症の方の介護
2020年4月10日(金)ブログ
高齢になると認知症を発症する可能性も高くなります。
認知症の方の介護では、そうでない方を介護する場合とは異なる対応が必要になる場面も出てきます。
認知症の方の介護では、どのような対応が必要になるのでしょうか。
認知症の方の介護において、まずは相手を尊重することが大事ですね。
認知症の方は何度も繰り返し同じことを言ったり、物忘れをすることなども多くなります。
理不尽な言いがかりを言われてしまうこともあるかもしれません。
しかしだからといって叱ったり否定したりすれば、それを理解できない認知症の方に不信感を抱かせるだけです。相手のプライドを傷つけないよう、穏やかな対応をする必要があります。
また生活における環境や習慣、人間関係などの変化は、認知症の方にとって不安を引き起こす要因となります。
そのため環境をなるべく変えないようにすることも、認知症の方の介護では重要です。
不安な気持ちは認知症の悪化にも繋がりますので、孤独から不安が引き起こされないよう、人と交流する機会を持つようにもしたいですね。
そして行動を十分に観察することも、認知症の方の介護では欠かせません。
認知症の方はうまく言葉で伝えられないこともあるかもしれませんが、ちょっとした行動や反応で気持ちを知ることができます。
認知症になるとできなくなってしまうことも増えますが、できることが全くないわけではありません。
本人のできることは何かを知り、できることは本人に任せ、一人の人間として尊重する。
認知症の方の介護ではそうした対応が大事になってくるのです。
兵庫県の尼崎市にある関西保育福祉専門学校では、保育や介護のプロを目指して学ぶことができます。
介護福祉科では様々な介護の現場で数多くの実習を積み重ね、現場で確実に活かせるスキルを身に付けるとともに、介護福祉士をはじめとした介護の資格も取得できます。
卒業後は介護の現場への就職はもちろん、社会福祉士の資格取得などを目指して大学に編入するという道もあります。
関西保育福祉専門学校で学んで、介護のプロを目指してみませんか?