成長の証「赤ちゃんがえり」とは?
2020年3月9日(月)ブログ
子どもは日々目に見えて成長していきます。
昨日できなかったことが今日はできるようになったりと、その成長は本当に著しいものです。
しかし場合によっては、できるはずのことを「できない」と言ったり、駄々をこねたりするなど、まるで赤ちゃんのような振る舞いをするということも珍しくはありません。
いわゆる「赤ちゃんがえり」と呼ばれる行動ですが、これは実は成長の証なのです。
赤ちゃん返りは2~3歳に起こることが多いと言われてはいますが、状況によっては小学生まで起こる可能性があります。
また1か月もせずに治まることもあれば、1年以上続くこともありますし、治まったと思ったらまたぶり返したりと、様々です。
原因として多いのは「妹や弟が生まれる」ことですが、それ以外の環境の変化やストレスなども原因となります。
赤ちゃん返りは「赤ちゃんのように振る舞う」、つまり「赤ちゃんになりたい」という心理の表れだと考えられます。
成長して色々なことができるようになると、「~ができてえらい・すごい」というような誉められ方をすることが多くなります。
そうすると「~ができるからすごい=~ができないとだめ」という考えが生まれます。
しかし赤ちゃんは何もできないのに可愛がられ愛されていますよね。
そこで子どもは「何もできなくても愛される赤ちゃんになりたい」と考え、赤ちゃんのような行動をとるのです。
何かができるからえらい・すごいと認められるのではなく、何もできなくても愛してほしいという気持ちから、赤ちゃん返りを起こすわけですね。
できることが増えてそれを親から褒められたとしても、子どもが不安を感じることは少なくありません。
赤ちゃん返りはそんな不安から逃れるための行動であり、赤ちゃん返りによって親からの無条件の愛を確認しているのです。
親御さんにとっては赤ちゃん返りは本当に大変なことですし、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
しかし子どもに愛を伝えるためにも、できるだけ怒らず、スキンシップを増やしたりするようにしたいですね。
保育や幼児教育のプロである、保育所や幼稚園の先生の力も上手く借りるようにすると良いでしょう。
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