保育士の歴史について
2020年2月26日(水)ブログ
現在では、保育士という仕事は一般的にも広く知られる仕事の一つとなっています。
ではそんな保育士という職業は、一体いつ生まれたのでしょうか。
今回は保育士の歴史について、ご紹介しましょう。
まず保育士という名称ですが、以前は「保母」と呼ばれていました。
法的な資格を持つ保母という職業が誕生したのは、1948年ですね。
この年に保育所を正式に児童福祉施設として認める児童福祉法が定められ、そこで保母が子どもたちを保育することになったのです。
ただ1948年にいきなり保育所ができ、保母という職業が生まれたというわけではありません。
日本初の保育所は1871年に横浜でアメリカ人宣教師が開設し、1890年には新潟で日本人によって保育所が作られています。
ただ当時は保育所というよりも、託児所に近い存在だったようですね。
そして1948年に法律で定められた保母ですが、1985年制定の男女雇用機会均等法によって男性の保母も増えるようになります。
男性の保母は「保父」という通称で呼ばれてはいましたが、正式名称は「保母」でした。
これでは違和感がありますよね。
そこで男女雇用機会均等法が大幅に改正された1999年に「保育士」という名称が生まれます。
さらに児童福祉法が2003年に改正されて保育士は国家資格となり、高度な専門的スキルを有する職業とされるようになったのです。
現在保育士資格は、「保育士の養成校を卒業する」もしくは「独学で国家試験に合格する」のいずれかの方法で取得することができます。
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本校は現場実習を重視しており、保育科では姉妹・提携幼稚園などで2年間たっぷりと実習を積み重ね、実際の保育の現場で確実に生かせるスキルを身に付けることができます。
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即戦力として保育の仕事をしたいという方には、関西保育福祉専門学校がぴったりですよ。