お絵かきが好きという子どもは多いと思いますが、単なる遊びに見えるお絵かきには、実はたくさんのメリットがあるのです。
お絵かきを楽しむだけで、様々な面から子どもの成長を促すことができますよ。

 

お絵かきでは、クレヨンなどを持って丸や三角などの形を描いたり、色を塗ったりします。
そのためには手や指の使い方、力加減などの細かなコントロールが必要になります。

手指そのもののトレーニングになるのはもちろん、脳の神経も刺激されて脳が活性化し、脳の発達に繋がります。
絵を描くことは文字を書くことにも繋がりますし、立体をイメージする力も鍛えられ、図形問題などにも取り組みやすくなるでしょう。

自分の気持ちを絵で表現することで、感受性も豊かになりますし、表現力や想像力も培われます。
言葉でうまく表現できないことをお絵かきで表現できれば、ストレスの発散にもなり、精神も安定するでしょう。
このようにお絵かきには多くのメリットがありますので、子どもにはたくさんお絵かきをさせてあげたいですね。

その際、完成した絵を否定するのが良くないのは当然ですが、「上手に描けたね」という褒め方も、実はあまり良くありません。
「上手」と褒めしまうと、子どもは「上手に描かなければならない」と思ってしまいます。
「楽しく描けたね」「この絵すごく好き」など、絵を描いたこと自体を褒めるようにしてあげましょう。

また子どもが何を描いていいか分からず困っているようであれば、「好きな動物を描いて」などのきっかけをあげると良いですね。
子どもと一緒に親御さんもお絵かきを楽しむのも、親子のコミュニケーションになっておすすめですよ。

 

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